UQ(23)
桃源神鳴流(裏神鳴流)の九郎丸のイザコザ決着。神鳴流はねぎマ!では京都神鳴流(本家)が出てきてたけれど、UQで名前が変わってたりしてたのはいざこざがあったから、という流れの説明から決着まで滅茶苦茶早かった。表は魔を切るのに対して、裏は不死を切るのに特化している設定です。
今更だけれど神鳴流(しんめいりゅう)って読みを変えるとかみなりになるからネギ君の魔法系統(雷)と掛けてたりもしたんですね。マジの今更。
恋愛面はハーレムルートに突入しそうなくらい誑かしてて良かったです。
社畜ちゃん(6)
特に言うことはないですが、MUNEがSUGOKUDEKAIです。
ブラック企業だと認識してなお楽しげに働いている彼女らの精神力が怖い。
アクタージュ(11)(12)
羅刹女編終了。千秋楽まで描いたのが良かったと思います。銀河鉄道編は千秋楽の部分カットされてたので。徐々にラストシーンの解釈のすり合わせをしていったり、演劇のクオリティを上げていくまでの成長を106話で描いています。たったこの1話でも夜凪達の精神レベルの向上が見えてくるのでとても良かったです。あと107話の焼き肉回。こういうのとても好き。
最近読んだ本ではないけれど
同じ演劇/役者を設定にした漫画には「マチネとソワレ」があります。
ざっくりした1巻のあらすじを書くと
主人公は役者。天才役者の兄がいたが数年前に死亡しており、みんなは自分のことを「2号」と呼ぶ。ある日大きい映画の仕事が決まったがその場でも兄と比べられる。兄に勝つしか兄を超えられないのかと絶望したその時、世界が歪み、目を覚ますと「兄が死んでおらず代わりに自分が死んでしまった世界」になっている。ここでなら兄に勝つことができる。見返すために、兄に勝つために、主人公はヤクザに半殺しにされ生き埋めにされながら役者の道を歩むことを決めたのだった。
という感じです。1巻は導入で2巻以降から狂った演劇編が始まりますのでぜひ読んでください。1巻の段階でも相当狂ってますけど。
で、このマチネとソワレは今の所3回ほど劇場で演劇をやっているのですが、ほぼ全てで千秋楽までの複数回の公演をカットすること無く描いています。
アクタージュが「演劇前に準備、初回公演で成長する」ストーリーを描いているのに対してマチネは「演劇前に準備(たまに追いつかない)公演中通して成長」することにストーリーの重きを置いているんですね。
「千秋楽やりきるまでに崩壊していく役者を何人も見てきた」と作中で言っているように、初日公演だけは乗り切っても何度も何度も演じているとボロがでてきたり、疲れが出たり、狂気に飲み込まれたり、といった部分をマチネでは描いているのでドロドロとした感じがとても面白いのでおすすめです。
8巻は8月発売予定!7巻までは2.5次元の舞台オーディション編でここも滅茶苦茶面白かったのでみんなも早く読もう。