週刊ガスキー

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読んだ漫画 2021/1月 追加分

月末一気に読んだ漫画の感想。

 

 

よふかしのうた 6

 蘿蔔ちゃんくんかわいい。お風呂回好き。(知能ゼロコメント)

吸血鬼と眷属の秘密やルールが小出しに明らかになっていく。その小出しにしてく出し方が上手い。6巻では吸血鬼になると”過去の記憶が消えていく””人間だった頃の思い入れの強い物が吸血鬼には毒”というルールが明らかになった。特に主人公のナズナの過去は全く語られてなかったが(他の吸血鬼たちもそうだけれど)全く記憶がないとは思わなかった。主人公は得てしてすべてを失ってからが主人公だとか、ジャンプ新連載始まった『逃げ上手の若君』でも言ってたけれどナズナちゃんもそうだったのだ。

垣間見えるナズナの過去、色々ありそうワクワクする展開で6巻終わり。続きが気になる!

 

 

 姉のおなかをふくらませるのは僕おかわり! 1-2

 

 

 恩田チロ先生が活動を休止してしまったため作画変更してからの再連載をした姉僕。残念なことにおかわり!は2巻で完結です。もっと忍くんたちのお話を見ていたかった、というのもありますが結構綺麗に完結したのでそこが救いでした。

作画が変わってもしっかりキャラの印象を変えること無く書き続けた内藤らぷか先生お疲れさまでした。

 

この漫画はいわゆる日常+料理漫画に姉ショタを混ぜ込み更に独特のスパイスで味付けした漫画です。料理は美味しそうだし簡単に作れるのが良い。

料理漫画ではありますがストーリーやキャラ周りの日常も魅力の一つです。というか料理しない回も普通にあります。大抵の料理漫画は料理5:日常5 ないしは6:4の割合だったりしますが(昨日何食べた?や甘々と稲妻)この漫画は話によって比率が1:9くらいになったります。ほとんど日常漫画。

 

キャラのいいところは主人工の姉:結子がかわいい。弟の忍がめちゃくちゃかわいい。将来絶対女にモテモテになるの確実なショタの忍が可愛すぎるので成長した姿が見たかった・・・

忍まわりの同級生の子たちもかわいい。ロング・キス・グッドナイト(あだ名)ちゃんやアリスちゃん(おかわり!2巻で登場したロング・キス・グッドナイトの恋敵)が忍を取り合うところもかわいい。

姉の結子は仲良くなった友達にヘンなあだ名を付けるので、キャラの名前がめちゃくちゃ覚えやすい。(セクシー・スッポン・ボウヤなどなど)個性的すぎる名前すぎて、端役は日常漫画では名前も覚えられないキャラが多い中飛び抜けてました。

 

前作が4巻、おかわりも2巻と短いながら、非常に楽しませてくれた漫画でした。

 

 

 進撃の巨人 33

 次で完結。(発売は5月か6月!ってデカデカと書いてあったのには笑った)

めちゃくちゃに絶望的な状態。どう終わるのか。スッキリと終わるのか。

 

 

双亡亭壊すべし 20

 今までの展開が嘘のように勢いのある巻だった。

敵の裏切りにより一気に窮地に立たされる泥努。勢いのあるバトルシーンがメインだったのですがかなりハラハラしました。

 

しかし藤田先生節が非常に読みにくい。というのもこの巻だけでも2回”巻き戻し”が多い。

例えば、195話の終わりの5P前で泥努が敵三人と対峙して「やはり・・な・・・オウジンが居ないと、用心深くなるか・・・」「ならばそのままでいろ 私が狙っているのは貴様らではない」とバトルの始まりの啖呵や何か秘策を匂わせる発言をします。その後5Pは紅たちの戦い。

そして196話の始まりは飛びかかってきた敵に精神操作を行おうとして、飛び退いた敵がジリッ・・・と身構えたあとで先程の「やはり・・・な・・・」から始まるセリフを言います。 

つまり紅たちの戦いの5ページ分描かれていなかった横での敵三人と泥努が喋っていた会話を翌週の頭で描いている”巻き戻し”が起きています。

 

話跨ぎならまあ週刊連載だしそういう描き方も魅せ方か・・と思うのですがその196話の終わりでもまた戦闘シーンをぶった切ってタコハたちの視点、そして緑郎たちの視点になり、イタコ姉妹が「それが本当ならイズオウジンの弱みを口にしたのじゃ」と無敵のオウジンの弱点があるのか!?みたいなヒキをして、197話冒頭ではまた紅とオウジンの戦いが2P、直後”巻き戻り”して緑郎と姉妹の会話から始まります。

 

このDJスクラッチみたいな”巻き戻り”がちょくちょく挟まるのがテンポが悪すぎて仕方がない。バトルはバトル、盤外は盤外でまとめてほしい。