世界のアソビ大全51を友人のさぼてんさんに買ってもらった。
夜中まで遊びました。
全51収録ゲームのレビューになります。
- 1.マンカラ
- 2.ドット&ボックス
- 3.ヨット
- 4.コネクトフォー
- 5.ヒット&ブロー
- 6.ナインメンズモリス
- 7.チェッカー
- 8.ウサギと猟犬
- 9.五目並べ
- 10.ドミノ
- 11.チャイニーズチェッカー
- 12.ルドー
- 13.バックギャモン
- 14.リバーシ
- 15.チェス
- 16.将棋
- 17.5五将棋
- 18.花札
- 19.麻雀
- 20.ラストカード
- 21.ブラックジャック
- 22.テキサスポーカー
- 23.大富豪
- 24.7ならべ
- 25.スピード
- 26.神経衰弱
- 27.戦争
- 28.たこやき
- 29.ぶたのしっぽ
1.マンカラ
アフリカで生まれた世界最古の知育ゲーム
おはじきをボードに撒いていって相手より多くおはじきをゲットすれば勝ち。
連続行動や横取りといった手番増加や点数のブーストを狙う/妨害するといった駆け引きもあるのでなかなか奥が深いルールになっています。
知育ゲームということもあってガチガチにやり込むようなゲーム性では無いですが、パーティーゲームの一つとして軽く遊ぶには楽しく遊べます。マンカラガチ勢がバチバチに火花散らしてるところは見てみたい。
2.ドット&ボックス
紙とペンであそぶ油断禁物の陣取り合戦
互いに線を1本ずつ引いていき、四角形ができたところを自分の陣地にして、最終的に数の多いほうが勝ち。四角形が作れたら追加ターンを得てもう1回線を引けるというルール。
盤面が決まっていて、先手後手があるのでオタク用語でいわゆる二人零和有限確定完全情報ゲームだから必勝法あるっしょwって思って調べてみたら先手後手有利どちらかは未だに不明らしい。このゲーム作った数学者すごい。
序盤に小さい四角を作る/作らせる 序盤は一切作らず終盤の連鎖に備えて迷路を作り、被害が一番少なくなりそうなタイミングで相手に塗らせる などの戦略要素があります。連鎖が気持ちがいいし、必勝法が無いということなのでゲームの展開によってハラハラするからかなり楽しい。
3.ヨット
サイコロを使ったポーカー遊び
互いに5コのサイコロを12投(1投ごとに振り直しは2回まで)していって役を作っていく。点数の合計が高いほうが勝ち。というゲーム。ギャンブル性の高そうなゲームだが戦略要素もあって楽しい。
最初は役あがり(3~5個の目が同じ・出目が順番になっているなど)を狙いつつ振っていく。役ができていなくても「目の合計値」「1~6の任意の目の合計」などをポイントに振ることもできる。役がでなくて0点になってしまっても、今後出そうにない役(5個同じ目を出すという”ヨット”は最高の50点を取れるが出しにくい)の部分を潰しておいてフルハウスやストレートをその後の順番で狙えるように取っておく・・・などの戦略要素がある。
理論上の最高得点が決まっているのでそれを狙っていく感じ。
私はギャンブラーなので常にヨット狙いで振ってました。
かなりハマる。酒飲みながらガハガハいいながらサイコロ降ると楽しい。
4.コネクトフォー
コマを落として4つ並べた方の勝ち。
縦に積み上げていく4つ並べ。
二人零和有限確定完全情報ゲームだから先手後手による有利不利と必勝法あるっしょw二人零和有限確定完全情報ゲームだから!
必勝法、とまでは行かないにしても先手後手で偶数列奇数列にリーチをかけるようにしておくという定石はあるっぽいです。いかに相手のライン妨害をしながら33リーチをかけていくかが重要ですが、なかなか奥が深いので面白いです。
タイではバーでよく遊ばれていて、バーの女の子が誘ってきて「勝ったらドリンク奢ってね♡」と言われるようです。予め定石を覚えておいてボコボコにしましょう。
5.ヒット&ブロー
脳みそパニックの色当て推理ゲーム
6色の石の”位置”と”色”を答えとピタリで当てるゲーム。
色だけあってればブロー、色も場所もあってればヒットといった具合に教えてくれます。
色であったり数字であったり、最大数が6~9であったりと色々種類はあるようですがこの手のゲームは謎解きゲーだとミニゲームの一つとして用意されていたりして馴染みが深いです。
ソリティアのように頭の体操としてポチポチ遊ぶとなかなか楽しかったです。
6.ナインメンズモリス
奥の深い世界最古のボードゲーム
9個のコマをボードに交互に配置、オセロのように2コマで1コマを挟んだらそのコマを取り除く。相手のコマを2個まで減らしたら勝ち。
最初は自由に置けて、全部おいたらミゾの入ってるところに横移動させる。
残り3つになったら飛び越えて移動もできる。
アサクリで見たことがある。
必ず移動させなくてはいけないというところで駆け引きが生まれる。ミゾを塞いでおけば相手は移動できないから取られる心配もない。ただしうっかり移動に失敗すると無限にハメられてコマが消滅する。何度かやってみたが有利な配列を見つけられなかった。絶対あるはず。ハメが始まるとはいはい負け負けになるので大きくは盛り上がらない。
7.チェッカー
ナナメに飛び越えコマを取る南フランス生まれのゲーム
前ナナメに動かして飛び越えたら相手のコマを取る。一番奥まで行けたら王になって後ろナナメにも飛べる。全部取ったら勝ち。
まあ・・・遊んでみた感じは普通・・・なんかオレオが食べたくなった。
8.ウサギと猟犬
逃げるウサギと追い込む猟犬の2人用戦略ゲーム
ウサギ側と猟犬側に別れて戦う。ミゾのある方向にだけ移動できる。犬は後には動けない。ウサギは自由。ウサギは全部の犬の後ろ側に移動するか30ターン逃げ切れば勝ち。犬はウサギを移動させられないよう追い込めば勝ち。
何度かやってみたけどウサギ側が圧倒的有利な気がしてならなかった。まあって感じ。
9.五目並べ
碁石を5つ並べると勝ち
神ゲー。俺は五目並べが大好きなんだ。将棋や囲碁、チェスよりも五目並べが好き。ハースストーンよりも好き。五目ご飯のほうが好き。
ルールは先手のみ33,44,長石(6)禁止。一般的なルール。盤面は15で公式連珠ルールに則った設計になっている。素晴らしい。
先手有利ではあるが戦略性のある打ち方でなんとでもなる。無限にやってても飽きない。中毒。
惜しむべきはレート戦が無いこと。相手が最後に打った石がどこなのか表示がないので長引いた時、ちょっと目を離していると打たれてあれ何処に打った・・・?ってなるところ。このゲームは長引くと白と黒の地が無限に広がっていく感覚になるので集中力を切らしたほうが負ける。それも戦略の一つなので相手がよそ見してる時に打つと勝てる。嘘。マナーを守って楽しくデュエル
10.ドミノ
倒さない方本来の遊び方
このゲームで初めてドミノのルールを学びました。学んだ結果としてはよくわからなかったということです。
11.チャイニーズチェッカー
連続ジャンプでゴールを目指す
南フランスから伝わってきたチェッカーが何故か星型になって3人対戦になって魔改造されたver
何度か遊んでみたけどコツがわからず挫折。
また友人と遊ぶ時に研究します。
12.ルドー
のんびり遊べるヨーロッパの定番すごろく
地獄のようなゲームだと話題になっていたやつ。
サイコロを振ってボードを一周、4つのコマをゴール地点に持ってくれば勝ち。ただしスタート地点から出すには6の目を出さないと出てこれない。6が出ればもう1回ふれる。相手のマスにピッタリ止まればそのコマをスタート地点に戻せる、という単純なルール。その単純なゲームに詰め込まれた「クソ」具合がすごい。
追い越し禁止、ぴったりあがりの追加ルールを設定することによって戦略性がます代わりにストレスも増す。
私はさぼてん(ダチ)とプレイして道を塞がれ、6が出ないのでスタートにも立てず、ゴールまであと1マスってところでスタート地点に戻されを繰り返し40分くらいプレイして1位で上がったときにはものすごい達成感がありました。2位以下は多分とてつもないクソをぶつけられたストレスで泣いてると思う。
13.バックギャモン
チェスに次いで多くの人が遊んでいる西洋すごろく
あの「ボードは見たことあるけどどうやって遊ぶのか全くわからないゲーム」として一部で有名なバックギャモン。
ルールは単純ながら奥が深く戦略性もある神ゲー
14.リバーシ
オセロ
外周を取りたいので外周の一つ内側を相手に置かせるようにするのがコツ。
このコツを覚えておくと知らない相手にはかんたんに勝てるのでおすすめ。
私はしっかり知っていたのでその立ち回りを心がけてさぼてんには勝てませんでした。
15.チェス
世界中で最も競技人口が多いと言われているゲーム
私は将棋派です。将棋を先に覚えるか、チェスを最初に覚えるかでその2つへの向き合い方が大きく違う気がする。
なので特に語ることはありません。
16.将棋
作法を重んじる日本伝統のボードゲーム
3月のライオン 、しおんの王、ハチワンダイバー 、ヒカルの碁 を読んで将棋を学びました。とても面白いのでおすすめです。
17.5五将棋
いきなりクライマックスのアレンジ将棋
こっちはこっちで面白い。
18.花札
ルールはこいこい
取れる札は光るようになってるし、点数表も見やすいのでこいこいを遊ぶにおすすめ。サマーウォーズを見て遊んでみたいって人も多いんじゃない!?俺はそれで花札買った。
19.麻雀
覚えれば一生遊べる中国生まれのテーブルゲーム
覚えれば(覚えられれば)(覚えさせる気はない)(覚えられる気はしない)(覚えてる人から聞いてもわからない)(点数計算訳わからない)(役もわけわからない)(鳴けとか鳴くなとか言われて泣きそう)
一生遊べる(一生遊ぶか一生を棒に振るかは紙一重)
何度いろいろな媒体で麻雀を遊ぼうと思ったり遊んでみたりしても一向に何もわからない。俺たちは雰囲気で牌を捨てている。
20.ラストカード
最後の一枚になったら「ラストカード!」
いわゆるUNOでした。でも戦略カードが足りない。ルールはUNOと微妙に違うせいで遊ぶに違和感があるといった具合でした。
21.ブラックジャック
どこまで21に近づけられるか運と度胸のカードゲーム
絵札は10 Aは1か10 数字はその数字として扱って21に近づけようというゲーム。ディーラーの数字より多ければ勝ち。21になったら問答無用で勝ち。ディーラーも21だったら引き分け。
ダブルダウンあり。チップがなくなっても借金できるという親切?設計でオールインしまくってたほうが結果的には得な気がするルール設定。
本来のブラックジャックはディーラーとの勝負になるけれどこのゲームでは5マッチやって一番チップ持ってた人の勝ちとか言うまさかの子同士の戦い。カードカウンティングとかやる必要もないよ。雰囲気でチップかけて適当にヒットしとけ
ルールは5マッチor10マッチの選択のみ
22.テキサスポーカー
運と駆け引きのトランプゲーム
ハンド2枚配られる、チップを賭ける、場に3枚カード、チップを掛ける、場に追加で1枚、チップを賭ける、最後の1枚、チップを賭ける・・・という流れのポーカー。
普通のポーカーは収録されて無くてテキサスは入っている。こっちのが面白いからね。
しかしルールが「5ラウンド」「10ラウンド」からしか選べないのが意味不明。チップ数に差が開いていたら降り逃げが可能なので慎重に賭けろということか。でもオールインキッズしかいないから狩りしてたらかんたんに勝ち逃げできる。レート戦とかないからそこまで勝ちに拘る必要も無いんだけれど。
これに関してはポーカースターで遊んだほうがいいよ。
23.大富豪
逆転!逆転!大逆転で盛り上がるトランプゲーム
王道ゲーム
8切、ジョーカー上がりなし、マーク縛りあり、階段は3枚から、といったルール。
Jバックや階段革命はない。それくらいは追加してほしい。
なんのこと言ってるかわからないって?ローカルルールありすぎて会話に齟齬が生まれることで有名なゲーム
24.7ならべ
「7」から続く数字を並べていくトランプゲーム
CPUと遊んでいても虚無を感じるので友人4人と遊ぶのがいいと思う。
「誰だよ8から止めてるやつ~!」って会話をするためにあるゲーム。
なのでオンラインで知らない人と遊んでいても虚無を感じる。
ルールはAとKがつながるかどうかの選択のみ
25.スピード
瞬間勝負のカードバトル
友達と遊んでいて一番面白かったゲーム。
PCで遊べるところもあるらしいのでやってみたがマウスで操作するのはダルすぎた。コントローラーで自動で出してくれるのでスピード感が違う。
出せない札を間違えて出したり、妨害されたりすると一瞬の硬直時間が生まれる、そのスキにバババっと札を出されたりするところがなかなかリアルで良かった。気が付いたら20戦近くやってた。
ゲームでスピードを遊ぶのはゼノギアス振りだ。
26.神経衰弱
記憶力がカギとなる数字合わせ
生まれつき透視能力があってカードを裏向きにしていても数字が解ってしまうので実際の駆け引きを交えて神経衰弱を遊ぶのは初めてだったのですがなかなか奥が深くて面白かったです。
ですが規則正しく並べられていると結構覚えやすいので、皆がお家で遊んでいるときみたいにバラバラに並べたりする機能があると嬉しいなと思いました。
ルール変更は「カードが揃ったら もう1回めくる/交代」「揃える枚数 2枚/4枚」から選べます。
4枚めくらないとNGルールは初めて聞いたかも知れない。
27.戦争
場に3枚ふせられたカードから1枚選んで勝負。数字の大きいほうが勝ち。引き分けなら保留。勝ったほうが札を総取り。それを山札が無くなるまで繰り返して多くとった方の勝ち。
せめて出すカードを自分で見て選べるようにしてくれれば戦略があって面白かった。カイジのEカードみたいに。でもこれは完全な運ゲー。勝っても負けてもそこに感情はない。まるで本物の戦争のように何も生まない。
ちなみにルール変更要素もない。手札を見れるように追加してくれ任天堂。
28.たこやき
たこやきに見立てたカードを1~10まで焼きあげろ!
ボードの左上から1~10まで数字が割り振られている。山札から1枚めくる。めくったカードの数字と同じボードのところにある札をめくる。それが数字札だったら同じことを繰り返す。絵札が出たらそこで終わり。
戦争レベルの運ゲー。勝っても負けてもそこに感情はない。
一応ルール変更で「ジョーカーあり」にするとジョーカーは好きなところをめくれるカードとして使える。カウンティングができればどこを開けたほうが有利かとかで勝敗に差が出るかも知れない。そんなガチる必要はないけれど。
サクッと終わるタイプの運ゲーなのでたこ焼き奢って貰う人を決めるのには丁度いいかも知れない。じゃんけんでいい気もするが、口実は作りやすい。
29.ぶたのしっぽ
同じマークを出すとアウト!ドキドキの運試し
坊主めくりのトランプ版みたいな感じ。めくっていってマークが同じのが出たらめくっていった累積カードを引き取る。終わった時に一番多く持ってたやつが負け。つまりは運ゲー。
ルール変更「ペナルティカードを出せる」にしておくと、一応札を減らせる。しかし互いに札持ちの状態だと結局札を出していって場をめくって...となるのであまり意味はない。
ゲーム要素はもうすでに場にないマークを理解した上でいつ場をめくるのか、相手の手札はスペードだけだから自分が手札からスペードを出したら相手は手札を削れない、などの妨害要素がある。
しかしあんまりガチれる要素はない。
とりあえず29まで。
これ以降は体感型ゲームになります。