週刊ガスキー

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読んだ漫画 2021/10 異世界居酒屋のぶ/すきめが/生き残った6人によると

異世界居酒屋のぶ(1~13)

1巻から最新刊の13巻まで読み返しました。漫画をあまり読まない人に「おすすめの漫画ある?」と聞かれたときにハマるかなと思って貸したついでに読みふけってました。貸した相手はハマってました。メシがうまそうなのと絵柄が整っている(萌えに特化しすぎてもなく、劇画ほど尖っていない)ので読みやすかったとのこと。

話も外人に日本食食べてもらうのとあまり変わらないから”異世界”に馴染みのない人でもとっつきやすいってのもあります。

 

ここでは13巻の感想を書きます。

ハンスの暖簾分けのために必要な「大豆」の捜索が12巻から続く主な話になっている。12巻で登場した王女摂政宮のセレスさん(眼鏡でブロンズでめちゃくちゃ可愛い)の力も借りて探すも見つからず…という76話。諜報員さんめちゃくちゃ有能なのに勘違いでひたすら窮地に立たされてるの可愛い。いちごのショートケーキ食べてるセレスさんめちゃくちゃ可愛い。

77話はタイショーの過去話から始まる。弟子のハンスに100教えるには自分がそれよりもっと多くのことを知らないと100も教えきれない。弟子に追い越されないように自分も成長する必要があると心持ちを改めるところよかった。あと眼鏡しのぶちゃんめちゃくちゃ可愛い。

78話79話は帝都の商会人の話。ガラス職人のフーゴの眼鏡が気に入られてフーゴも将来が見え始めてよかったねという話。どんどん登場キャラがパズルの様にハマって成功への足がかりを見つけていくのが気持ちが良い。あと側近のベネディクトさんめっちゃかわいい。

80話は天体とレンズの話が再登場する。以前とんでもない金額のレンズ代金を「買い手が見つかったからまあなんとかなる」みたいな話で流されていたがここでようやく「望遠鏡を天体観測者のトマスが買い付けていた」からだと判明する。そしてようやく地動説天動説の結論が出てきたりとトマスたちの中での話も大きく動くのが良かった。

のぶが無ければフーゴも縮こまったガラス職人でしかなかったし、親方も考えを改めなかっただろうし、すると望遠レンズも作られずトマスたちはこの成果を得られなかった・・・

そして81話では衝撃の展開に。続きが気になりすぎる。

とても良い漫画です。

 

生き残った6人によると 1~2

ゾンビパニックの最中ショッピングモールに立てこもった8人(1話で2人立ち去るけど)が生き残りをかけたサバイバルをする・・・かと見せかけて恋愛に興じる話。

全員アホみたいなキャラかと思いきやバックボーンが異常に重かったり、裏でコソコソなんかやってるやつがいたりとシリアス面も意外としっかりしてる。

ゾンビ漫画や映画の90%がクソみたいな尻すぼみの終わり方をするのはゾンビ漫画あるあるなんだけど(アイアムアヒーローとか)この漫画はタイトルから伏線で面白い。ちゃんと生き残ることが明らかになってるのが良い。

最初に6人残ってるからこいつらが全員なんだかんだで生き残るんだろ~とか思ってたら1人死んで新たに3人の生存者が駆け込んできたりととんでもないことになる。その展開は聞いてない。

ということでギャグとシリアスの使い分けがうまいなと思いました。

 

 

好きな子がめがねを忘れた(8)

もう家族公認じゃん・・・という回。

卒業の話が出てきて進路はバラバラ・・・それまでに気持ちを伝える事はできるのか。

三重さん小村くんの横顔に見惚れるのほんと好き・・・たまらん・・・

という巻。尊さが天井を知らない。

 

映像研には手を出すな!(6)

ここに来てタイトル回収きて笑ってしまった。手を出すなのニュアンスがそれぞれ違う。作者の言葉遊びの旨さが随所に見られる。

しかしここに来て声優キャラ登場とは。今の今までキャラボイスなしの映像作品を作ってきただけでこの読み応え。アニメ研究会ではなく映像研究会なので声は今まで重要な部分ではなかったのを認識した。

 

 

その他読んだ漫画だけど書きたい感想はない漫画。

なお全て面白かった。