週刊ガスキー

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読んだ漫画 2021/8月 まとめ

 双亡亭壊すべし(25)

 5年に及ぶ連載に幕。双亡亭を読み始めたのは今年の頭だか去年の終わりだかに1~3巻無料で読める”サンデーうぇぶり”がきっかけで全巻読みだした口です。

序盤はホラー要素の強い漫画からのSFバトル展開、宇宙にまで話が飛躍し時空も歪んで過去と現在が物理的に繋がり、さらにはバトル中の時間の動きすらもめちゃくちゃに歪みだすトンデモバトル漫画となりました。終始バトルでは相手の弱点を狙い続ける展開や『絵を見た人間のトラウマを利用して攻撃する絵画』『最後の海に向かう敵』との戦いなどでは『それに対峙する味方のキャラの数だけ同じことをひたすら繰り返す』というまさに水増しの連続が目について仕方がなかったという印象です。

だから昔っから水なんてカンベンなんだよってね。

最後の最後まで「ポッと出のモブ能力者はイキって双亡亭を甘く見て返り討ちにされる」という鉄板芸を貫いたのはとても良かったです。 

 

かぐや様は告らせたい(23)

 一回ヤったあとからシモネタに対する遠慮がなくなってきた。

この巻丸々シモ祭りです。NRTやらパパ活やらでドロドロです(本当)

ピュアピュアだった恋愛劇やってた頃が懐かしい

 

 

 対ありでした。(3)

 大会編開始

アマゾンレビューが異常に低くて(星3)何があったんだと思ったけど普通に面白かった。マガジンマーク(”!?”)やハードラック(不運)とダンスっちまったみたいなヤンキーキャラが出てきたことに対する不満が何故か多いようですが、神聖な百合畑に男が出てくるだけでブチギレる層がレビューしてるだけだと思うのであまり気にしてはいけません。逆にマジの百合しか興味ない繊細な心を持ったユニコーンの生まれ変わりの人は回れ右して百合姫きらら畑に戻ってカドカワの田んぼには入らないように気をつけた方が良いです。対ありでした。

 

 

シャングリラ・フロンティア(5)

ユニークモンスターの ウェザエモン戦終了。今まで倒されたことのないユニークボスの討伐でシャンフロ自体の進行度も進んでいく。命をかけたデスゲームというわけではないが普通に面白いMMORPG漫画は面白い。

 

 

すべての人類を破壊する。それらは再生できない。(8)

 デートからの大会からのデート編。

八雲ちゃん健気・・・かわいい・・・からの

沢渡さんの「出口まででいいから、私とデートしてくれませんか?」は破壊力がありすぎる。甘すっぺぇ・・・・・・・・・・

最後の大会、最後のカードゲームという気概で挑む沢渡さん。なんでも内に秘めすぎて辛い未来しか見えねえ・・・何巻か前のヒキにあった大人になった沢渡さんのワンシーンから悲恋の未来しか見えねえ・・・・辛い・・・・

あの頃の、中学生の恋愛は楽しい思い出の中。夏の淡い思い出みたいなそういう空気感がグサグサ刺さってくる。

 

魔法使いの印刷所(6)

 魔法使いの印刷所、完結。

異世界転生モノの中では特に楽しめた漫画でした。転生しても魔力がなさすぎて紙一枚をコピーするのに精一杯だったミカが必死に苦労する姿は胸を打ちました。振り返ればコミケから始まりカプ争い、バ美肉、本以外にもボドゲネタやオリンピックで会場使えないとか色々と時流を取り込んだオタク界隈のネタを異世界に落とし込んだいい漫画でした。6冊でしっかり完結した良漫画なので人に勧めやすい!とてもおすすめの漫画です。もちんち先生、作画の深山先生お疲れさまでした。特に深山先生の作画はめちゃくちゃ素晴らしいので、ぜひ新作お待ちしております。

 

 

勇気あるものより散れ(1)

 ガンスリンガー・ガール、1518!の相田先生の新作。発売告知が出るまでノーマークでした。

今回は銃ではなく日本刀を持った女の子が主人公。時代は明治。明治浪漫満載の漫画でした。ただの明治活劇かと思いきや1話でまさかの主人公死亡からの”不死者”の設定。ヴァンパイアの様に血を分け与えた者を眷属として不死の体と強靭な肉体を得る。

その強靭な肉体を得る子供を兵隊にするため、数百年の間無理やり政府によって孕ませ続けて気が触れてしまった母親(見た目は15の子)を介抱するために少女は妖刀を探す・・・というようなお話。

1巻でかなりのスピードで話が進む。そしてとても続きが気になる。