週刊ガスキー

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読んだ漫画 2020/11/6

 ぽんこつポン子 (7)
ぽんこつポン子(7) (ビッグコミックス)

ぽんこつポン子(7) (ビッグコミックス)

 

 前回温泉に二代目(男)がいるのに入ってきちゃったポン子とあかね。警察の厄介になるのか!?と不安になったがそんなことなく、特に何もなくラッキースケベイベントは終了した。平和な漫画だ。

一番面白かったのはポン子てるてる坊主。平和な漫画に突如として介入するショッキング映像。じいちゃんの心臓止まるぞ。

姉ポン子の話もっとしてほしい。

 

 

 シャドーハウス(6)

 アニメ化決定おめでとうございます。

今回は”こびりつき”の特性と”ローブ様”の正体と対決の話。
しっかり伏線になってたんですね。読み返して納得の展開に。

煤を操作する能力バトル要素もあるこの漫画。バトル漫画で一番好きな展開は敵キャラでありながら志を同じとする相手が戦いの中で指導をしてくれるというものですが、しっかりやってくれました。修行編を介して成長する漫画も多いですが、シャドーハウスでは明らかな能力修業は不可能なのでこういう展開になるという合理性があります。

 

ちなみにどういうシチュ?と言われると、『ハンターハンターのvsナックル』『呪術のvs東堂』みたいなもんです。

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優しい。しかし本気で戦い、気づかせてくれる。そんな師匠キャラがいる漫画はいい漫画。

 

望郷太郎(3)
望郷太郎(3) (モーニングコミックス)

望郷太郎(3) (モーニングコミックス)

 

 金の概念がある世界ではタローの交渉力が際立つという回。

こんな荒廃しきった世界でもカネが生まれ、人を狂わせているというのは何ともシニカルだ。

 

 パリピ孔明(3)

 前回のラップバトルから。

前半はラップバトル、もう半分は歌の成長という仲間集め&修行パートみたいなものだがテンポが良い。

しかし前回までの面白さが少し落ち着いてしまった。原因は前半のラップパート。8小節3ターンのMCバトルだけれどラップ構成に難がありすぎてかなり詰め込み気味。実際のビートは存在しないから何とも言えないけれどどうやっても8小節以上にはしゃべってるし、区切りがつけにくいセリフ回しなので冗長的に見えてしまう。

 

間違いなくラップ漫画で一番面白いのは『Change!』(著者:曽田正人)で、ラップバトルの監修も晋平田さんがやってるガチガチのラップ漫画。バトルシーンもかっこよく、ビートは実在し、どこで韻を踏んでいるのか、いま何小節目なのかとしっかり分かりやすい描き方をしているので漫画として完成しきっている。

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とはいえ後半のボイストレーニングからは孔明の策略の上動いてく。残り3日で何とかなるのか、というハラハラ感よりも孔明ならなんとかしてくれるやろ!みたいなのが強いのが難点だが。