痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います
通称:極振り花子
(漫画版)
痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0834NP98R/ref=atv_dp_share_r_tw_e842d29c6b5c4
(アマゾンプライムビデオ)
結論から言うとまあまあ面白かった。12話まで普通に見れた。作業しながらだったけど。
ストーリーは転生モノでも転移モノでもなくてMMORPGベース。
特にそこでデスゲームを仕掛けられたり、ログアウトできなくなってゲーム内を放浪したり、PKをPKするPKKになりながら黄昏の碑文を探したりという目的があるわけでもなく、友達に誘われてゲーム始めて、ただただひたすらに防御力にステータスをひたすら極振りしたりたまたま獲得したスキルが激強だったりしてギルド戦とかで無双しだす話。
ストーリーについて
(以下ネタバレ含む)
ものすごいネタバレを含んで話すと、全体の流れは
ゲームを始める→スキル上げ→対人戦→友人と合流→スキル上げ→仲間を集める→スキル上げ→ギルド戦
とひたすらスキル上げしてるところを見せられるアニメになっている。
つまりは延々ギルド戦のための修行パートであり、我々が普通にプレイしているゲームの様子を見せられている。
リアルにあるMMORPGの有名どころでいうFF14を引き合いに出すと、メインストーリーというものがそれでも存在してる。
それを遊びながらやりこみ要素としてギルド戦なり、強いボスを倒すなりの派生要素が出てくるわけだが・・・
極振り花子はゲームのストーリーを勧めているのは3層解禁後の「病気の娘を治すための薬探し」「機械神を倒せ」くらいのストーリーしか遊んでいない。後はもうダンジョンに潜ってひたすらスキル上げとアイテム探しとレベル上げをしている。
SAOでキリトが言ってたセリフで、ゲーム参加者に偽装して潜っていた茅場晶彦に対して「他人がやってるゲームを傍らから眺める事ほどつまらないものはない」みたいなのがあった気がするが、自分が極振り花子を見ている間はまさにその状況だ。
自分は往年のジャンプ読者なのでこの伝統的に評判の悪い修行パートを延々見せられるのは苦痛に感じた。
バトルシーンについて
そんなには多くないはずだが、スキル「悪食」「ヒドラ」が強すぎて何も覚えてない。というかそれくらいしか使ってないんじゃないか。
カウンターすればほぼ必殺の悪食が公式に弱体化され、防御力が高すぎる敵に対しての「防御貫通スキル」が実装されてから極振りに対する対策が公式から提供されて、滅茶苦茶なまでに花子の存在意義がかなり揺らぐ。
その結果ギルド戦では機械神を倒して手に入れた圧倒的な攻撃スキルの方で無双しだすの乾いた笑いが出た。
防御極振りとはなんだったのか。
あと攻撃スキルを連呼するの見てて辛かった。どうにかならんのか。ぷよぷよじゃないんだよ。
キャラについて
もうそうなるとキャラ萌しかない。幸い主人公は可愛い。友人もかわいい。双子もかわいい。ボクっ娘もかわいい。いやでも男いらないな。男いなければ完全に百合の世界ができたのにな・・・ジョブも盾でかぶってるしな・・・事あるごとに「俺達もメープルに影響されて、ちょっとずつオカシくなってきちまってるみたいだな」を何度も言うbotになっちまってるしな・・・うん・・・わざわざスレ立ててメープルの行動報告みたいなストーカーまがいなことしてるしな・・・あんま男いらないな・・・