週刊ガスキー

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最近読んだ漫画の話 HUNTER×HUNTER 連ちゃんパパ 歓迎たけや旅館

HUNTER×HUNTER

[第302話]HUNTER×HUNTER - 冨樫義博 | 少年ジャンプ+ https://shonenjumpplus.com/episode/13932016480028739546

 ジャンプ+でキメラアント編開始から100話無料期間中とのことだったので再読開始。自分が読んだときは大体 ナックル・モラウ・メレオロンVSプフの終盤、モラウが死にかけの状態からのナックルの葛藤のあたりまでの更新でした。

HUNTER×HUNTERのバトルの中でも1,2を争うくらい好きなシーンで、続きが読みたい衝動に駆られ、更新を待つのもしんぼうたまらず本棚から続き読むため単行本ひっぱりだしてきて、最新巻まで一気に再読しました。

 

HUNTER×HUNTERのバトルは念を覚えてからが特に面白いんですが、いわゆる超能力バトル物とは思えないバトルや勝敗の決し方が多い。

例えばGI編のボマー戦ではボマーを落とし穴にハメて巨大岩を落としてからぶん殴る。キメラアント編の王を倒すには念ではなく毒ガス爆弾。暗黒大陸編は暗殺と報復と頭脳戦の応酬。

どれにも言えてることですが、必ず勝利のビジョンを頭に入れてから、そこに向かって突き進んでいった結果が念以外の要素をバトルに取り入れていくという状況になっているのが面白い。

 

他のバトル物の漫画の例だと、ジョジョだとひたすら相手のスタンド攻撃を受けてから主人公勢が弱点を突き一転攻勢がお決まりのパターン。BLEACHはターン制バトルで後攻有利。NARUTOONE PIECEは大技をキメたほうが勝ち。聖闘士星矢はペガサス流星拳。

 

バトルの内容はともかくとして勝利のシーンの見え方はだいたい同じイメージがほか漫画にはありますが、HUNTER×HUNTERの場合は

「ああゴンがここでジャン拳キメて勝ちだ」とか「ポットクリンと神の共犯者のコンボ決まったし勝ちだな」とか「王とネテロ戦ってネテロ負けてもゴンが倒すんだろ」みたいな想像を全部ぶち壊した結果混沌としたバトルの結果が待ってるって感じなのでバトルシーン全部が気を抜けないのが本当に好きなんですよね。

 

プフ戦の話に戻りますが、モラウが死にかけの状態でもナックルが残れば勝ち。メレオロンもそれは理解していてどうにかナックルにその声を届けようとした結果、逆効果になってしまうというせめぎ合いが起きます。ナックルの性格を考えればモラウの死にそうな姿を見せれば逆効果になっちまうんじゃないかと言うのは読者側からの視点だと解りそうなものですが、メレオロン視点だとナックルたちの出会いから決戦までなんて一ヶ月も満たない間の出来事ですし、モラウのプロ意識をナックルに理解してほしい、という考えから能力解除に至ったのは至極当然のこと。

いやでもその結果勝ちの目が完全に潰れてこれ全滅しちまうんじゃ・・・と思ったら更にその想像の上を超える展開になるので息もつかせません。

 

そこがな、最高なんスよ・・・

 

あとバトルの途中でクソ長い回想シーンを挟まないのが好き。

 

 

連ちゃんパパ

https://www.mangaz.com/book/detail/202371

 マンガ図書館Z

 1~43話

1話の観覧数が30万観覧近く伸びてるのに対して最終話は17万前後。序盤の胸糞展開の連続で13万人の心を折る激薬漫画。

序盤どころじゃなくて中盤終盤にかけても一切ダレることなくジェットコースターのように胸糞ハチャメチャ展開を投げつけてくるのはなかなかすごい。パチンコ主題の漫画ってわけじゃなくて、あくまでパチンコは借金を作ったパパやママやら、パパに巻き込まれた人間が借金作って破滅するための舞台装置であって、その結果このサイコパス主人公たちが何シ出すんだってのを楽しむ漫画。

一番好きな話は27-28話で、ゴルフの伏線やらキャラの底なしの腹黒さが見えてくるヤバい回。この話もそうなんだけれどひたすらにクソでクズな行為を繰り返してるパパでも「エヘ!」で済ませてきたかと思ったら急に自殺しようとしたり、保険金殺人に巻き込まれそうになったりと人間の情に訴えてくるせいで「もうこのパパはよ死ねや・・・」という気持ちにはならない。(なってる人は見るのをやめた13万人)

何度もパチンコやめて新しい人生を踏み出そうとするたびに地獄のような展開が待ってるのはまさに人生。

 

あと43話で金貸しのおっさんから1万もらったパパが無言のまま三角座りして1万円握りしめてるコマ見ただけでもうこの後の展開予想できるっての好き。

 

歓迎たけや旅館

https://www.mangaz.com/book/detail/194861

漫画図書館Z

 水商売から老舗温泉旅館のフロント業へと転職するお仕事漫画。

あの連パパと同じ作者。

連パパの情に訴える部分を不快から感動に移し替えた神漫画。4巻までと短いながらもしっかりと面白い。

舞台は長野の老舗温泉旅館「湯之元温泉」にある「たけや旅館」という設定だが実際には長野には湯之元という土地はない。(あるのは鹿児島)

ただ松本市の奥地にある白骨温泉地区に「湯本斎藤旅館」「ささや旅館」「つるや旅館」などなどもじったであろう温泉旅館はたくさんある。たけやの外観からしてもどこかの旅館の外観をもってきた設定はある気がするが、古いマンガなので考察も載っていない。だれか知ってたら教えて。